小学校の先生が使う、iMovie(アイムービー)の使い方や活用方法、細かいテクニックをお伝えします。小学校で使われているiPad(アイパッド)で使えるiMovie(アイムービー)を前提としています。なので、MacBook系列やiMac系列のiMovie(アイムービー)の使い方とは、違います。iPhoneやiPadで使うiMovie(アイムービー)の使い方を紹介します。
小学校の先生がiMovie(アイムービー)を使うメリット
・撮影した動画や写真をそのまま使えるので、ふり返り活動に最適!
大きな行事後や朝の会前にテレビで流しておくと勝手に振り返っています。思い出すことや記憶しておくことが苦手な子にも、動画だとありありと思い出すことができます。それから、ふり返りに入ると、「どう思ったか。」「どうすればいいのか。」を考えればいいだけなので、子どもも先生も楽になります。
・無料の音楽が入っているため、写真だけでも「思い出ムービー」や「いいところムービー」がすぐ作れる!
授業や活動での良いところを写真でどんどん撮っていきます。あとは、『iMovie(アイムービー)で写真を選択 → 音楽を選択』で、動画の作成が終わりです。朝の会に見せながら、「この写真でどんなところが素敵ー?」や「この写真でいいところを◯個見つけてみよう」のような声がけすると、「いいトコ見つけ」の始まりです。なかなかいい時間になりますよ。
・文字よりも伝わりやすく、子どもたちも取組みやすい!
まとめをするときに、文章にしたり、絵日記にしたりすることもできるが、子どもたちがなかなか書けない。子どもたちが書けないのは、「思い出せない。。。」「書き方がわからない。。。」「言葉がわからない。。。」など、さまざま理由があります。しかし、iMovie(アイムービー) での動画のまとめだと、思い出しやすく、国語や言葉が苦手な子も取り組みやすいです。
その中で、「一番伝えたいことは何ー?」や「YouTubeでも、『はじめ・中・おわり』の構成になってるよねー。〇〇さんならどういう構成にするー?」と考えさせると、学習も取り入れた動画制作になります。
iMovie(アイムービー)の基本操作の説明動画
この動画を子どもと一緒に見るだけで、基本操作は、もうバッチリです。
1つ目だけでも、十分です。↓↓↓
iMovie(アイムービー)を使うポイント
◉使える機能には、制限がある。
iMovie(アイムービー)制限ポイント
・「テキスト」は、改行できない。
・ 英語で「テキスト」を打つと、大文字にしかならないフォントもある。
iMovie(アイムービー)を使ってみると、「もっとこうしたいけどできない!」ということが多くあります。でも、これはどの状況・どんな人でも同じだと思います。
要は、「今できることで、一生懸命工夫し、できたものに◯をする。」ということです。
どんな心持ちでやるかは、先生次第、子ども次第。
現状に不満を言うことはいくらでもできるけど、うまくいっている人はできることを精一杯やって、どんな結果にも◯をつけています。
人として、「それでええやん。」と思える心の広さも教育には必要ですね。